報告:国際原子力機関(IAEA)が主導するがん治療における放射線医学を普及促進するプラットフォーム 「Rays of Hope」の開催

令和7年6月30日
集合写真
登壇の様子
2025年6月30日、アフリカ連合本部において国際原子力機関(以下、IAEA)によるがん治療における放射線医学の利用を促進と普及を行うプラットフォーム「Rays of Hope」が開催されました。

日本がドナーとして支援する同プラットフォームにおいて、民間企業と連携をしながらアフリカ地域でのマンモグラフィーの導入や、ウクライナに対する眼のがん治療機材提供など、複数のプロジェクトが各国の医療体制構築に貢献しています。更に日本は同プラットフォームの理念に基づき、全国の大学、病院、研究機関など16機関とのネットワークを生かしながら、機材の提供のみならず、各地域でのトレーニングにも重点を置いております。また、中川大使も出席され日本が世界唯一の原爆被爆国であることから、原子力の平和的利用の推進や国際協力の重要性についても強調されました。
 
Rays of Hope参照: https://www.iaea.org/services/key-programmes/rays-of-hope